リノベーションで計画するインテリアは、
できれば自分たちで考えたい。
とくに今流行りの、アクセントクロス。
部屋の一面だけ壁紙の色を変えるだけで、
簡単におしゃれ感が漂うアクセントクロス。
「どうやってアクセントクロスの色を決めたらいいの?」
と、ひとり悩んでいませんか?
洋服選びとは違って面積が大きいので、アクセントクロスで失敗したらどうしようと不安になります。
洋服は季節で取り換えできますが、
アクセントクロスは毎日変えるわけにはいきません。
どうやったら快適に長く過ごせる、
アクセントクロスの色を選べるのでしょう。
おしゃれを優先して内装の色決めると失敗する
日ごろカーテン販売をしている私は、
顧客からいつも「色」の相談を受けますが、
ある切り口で提案するとすんなり決まってしまいます。
そのやり方は、本人の「体質」を見るのです。
体質というと難しく聞こえますが、
簡単に言えば「好み」の理由を探ります。
単に好き嫌いというレベルではなく、
潜在意識が望むレベルまで追及すると、
感動すら覚える色がわかるのです。
アクセントカラーは、その部屋を使う家族の体質をチェックしましょう。
体質に適したアクセントクロスのカラーがわかれば、
あとはおしゃれなデザインを選ぶだけとなります。
アクセントクロスのカラー選びに、感覚的な「おしゃれ」を優先しないでください。
多くの人はおしゃれなインテリアを求めしまい、
あれこれと事例写真を眺めてしまいます。
それでは、ますます混乱することでしょう。
アクセントクロスは「体質」が求める色を調べて決める
誰もが持っている、好きな色と嫌いな色。
どうしてその色なのと聞かれても、
明確な理由が見つかりません。
頭で考えて答えが出ないのは、
生まれつきの体質からきているからです。
その体質をデータとして可視化すると、
使うべきカラーが必然的に見えてきます。
ここで使う技術は、東洋医学の思想になります。
日本では古くから漢方薬や薬膳料理、
鍼灸といった医療にも使われているので、
ご存じの方も多いでしょう。
その思想とは、陰陽五行(いんようごぎょう)という理論です。
この陰陽五行は風水や四柱推命など、
占いの鑑定技術のベースになっています。
陰陽五行を使って意図的に体質を改善する
陰陽五行説とは陰陽説と五行説の、
2つの世界観がのちに融合したものです。
陰陽説というのはこの世の中、「陰」と「陽」の二極で成り立つという考え方。
・男と女
・太陽と月
・暑い寒い
・熱い冷たい
・プラスとマイナス
・明るい暗い
数え上げたらきりがありません。
五行説というのは宇宙も含め、
地球も自然界も私たち人間もすべて、
5つの構成要素で成り立つという考え方です。
・木(緑:肝臓)
・火(赤:心臓)
・土(黄:胃)
・金(白:肺)
・水(黒:腎臓)
この5つは森羅万象の要素であり、、
それぞれが様々な象意を持っているのです。
その象意の中で「色」にフォーカスすると、個人が持つ「体質」との関係性が見えてきます。
体質として構成される5つの要素は、
数量的にバラツキがあるのがほとんど。
そのバラツキが、色の好き嫌いを生み出している理由です。
健康面で考えればこの五行のバラツキは、
バランスよく整えないと未病として現れるので、
体質を意識して改善する必要があります。
イライラ・ほてり・のぼせ・頭痛など、更年期障害に苦しんでいませんか?
婦人科に通って漢方薬を処方されますが、
改善には時間とお金がかかります。
体質改善には時間をかける必要があるなら、
壁のアクセントクロスの色に着目してはいかがでしょう。
その部屋に過ごすだけで、色のエネルギーを受け取ることができます。
特に面積が大きい壁のアクセントクロスのカラーや、
窓のカーテンのカラーに採用しましょう。
単に好き嫌いで選ぶのはもちろん、
第三者のコーディネーターに任せるなんて、
とても危険な行為だと知ってください。
まとめ
家族の五行バランスを調べるために、
四柱推命という技術を使います。
専門的な知識は若干必要ですが、
弊社が提供しているサービスを使えば、
簡単に診断が可能です。
体質改善効果的な、アクセントクロスの色を提案いたします。
日本では戦後になって普及した住宅市場、
歴史が浅いため東洋思想の活用が遅れました。
住宅性能やおしゃれさに心が奪われますが、
リノベーションのアクセントクロスの色選びは、
潜在意識に聞いてみることを忘れないでください。